近年、テクノロジーを活用した新しい供養の形が広まっています。デジタル仏壇やオンライン墓参は、距離や体力の制約を超えて故人を偲ぶ手段として注目されています。 デジタル仏壇とは、タブレット・スマートフォン・専用ディスプレイに故人の写真・動画・好きだった音楽を表示し、手を合わせられるようにしたシステムです。費用は数万円〜30万円程度。インターネットに接続することで、遠方の家族とオンラインで一緒にお参りすることもできます。 オンライン墓参サービスは、霊園・寺院がウェブカメラを設置し、スマートフォンやPCから遠隔でお墓の様子を見ながら参拝できるサービスです。コロナ禍で広まり、現在も継続している霊園が増えています。スタッフが代わりに線香・お花を供えてくれるプランもあります。 デジタル供養の良い点は①遠方に住んでいてもいつでも参拝できる②体力的にお参りが難しい高齢の方でも供養できる③家族全員でオンラインで集まってお参りできる、です。 伝統的な形式とデジタルを組み合わせることで、供養の機会が増えることは故人にとっても家族にとっても良いことです。形式よりも「思いを向けること」が供養の本質です。